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ソフトクリエイト 不正PC検知・排除システムの新版 コアとも協業、IT資産管理と連携動作も
2010/01/14 10:08
週刊BCN 2010年01月11日vol.1316掲載
タグVLAN対応を武器に
「L2Blocker」 |
新版では、新たに「タグVLAN(仮想LAN)」をサポートした。従来は、タグVLAN環境でもセグメントごとに1台のセンサーが必要だったが、新版から新たに設けた「タグVLAN対応センサー」1台で複数セグメントを監視できるようにした。このほか、ハードウェアの処理能力を3倍にし、1台でMACアドレスは3000個まで対応できるようにした。
価格は、「センサー」が通常版で14万円、「タグVLAN」対応で34万円。センサーの管理ソフトが24万円。
一方、コアとの業務提携では、「コア ITAM」がもつIT資産管理機能と「L2 Blocker」を連携させる。「コア ITAM」で管理していない個人の持ち込みPCなどを「L2 Blocker」で接続できなくすることができるようにした。将来的には、「コア ITAM」が管理していないPCだけでなく、最新のセキュリティパッチの適用状況など、ユーザー企業が運用するセキュリティポリシーに違反しているPCは接続を許可しないようにする。「コア ITAM」の導入実績は、09年9月末時点で約1500社、100万ライセンス。09年11月に最新版を発売した。
ソフトクリエイトは製品連携だけでなく、マーケティング・販売面でも協力する。両社がそれぞれで組織していた販売パートナーに連携ソリューションのメリットを訴え、それぞれの間接販売チャネルも生かす計画だ。
ソフトクリエイトはコアだけでなく、「IT資産管理ソフトをもつベンダーとの協業も考えており、OEMも含めて他のIT資産管理ソフトベンダーとの交渉を進める」(岡本康広部長)構えだ。(木村剛士)
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