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ネットワン、NTTドコモにLTEサービス用ネットワーク基盤を提供
2010/01/13 10:08
NTTドコモは、すでに「SSX-3000」をネットワンを通じてフェムトセルサービス用のネットワーク基盤で採用している。マルチメディアサービスの利用拡大に伴うモバイルデータ通信の急激な増加に対応するため、オールIPネットワーク基盤としてLTEネットワークでも採用を決めた。
音声やデータやビデオなど、さまざまなモバイルデータをサポートするeNodeB(LTE用の無線基地局装置)を収容するほか、無線アクセスネットワークやモバイルアクセスシステム網で増加傾向にあるモバイルデータ通信に対応していく。
「SSX-3000」は、通信事業者がネットワーク・エッジに配置することで、3GやWi-Fi、フェムトセル、WiMAX、LTEなどといった複数のアクセス方式を活用したモバイルブロードバンドサービスの提供が容易になる。最大16Gbpsのスループットで、1台あたり24万ユーザーの管理、異なるインフラ間のシームレスな移動、セキュリティ機能、IPセッション管理機能、課金機能などを実装している。
コンパクトなきょう体ではあるものの、セッションと暗号化に関して高処理能力であることが特徴。ネットワンは米ストークの国内販売代理店であることから、「SSX-3000」の機能検証、NTTドコモに対する提案や販売のアプローチをかけることで今回の案件を獲得した。
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