ニュース
サイボウズ総研のパートナー戦略、アライアンス・チャネル強化へ
2009/12/28 21:45
エンタープライズ領域を担うサイボウズ総研は、SaaS事業の立ち上げに積極的な大手SIerとのアライアンスを推進。パートナー企業それぞれのプラットフォーム上での拡販を加速している。その一つが、インターネットイニシアティブ(IIJ)との業務提携だ。クラウド基盤「IIJ GIO(ジオ)」で、ユーザーの要望に応じて性能や容量、予算などを選択できる「ガルーンSaaS」を提供。また、ITホールディングスグループでTISの社内ベンチャーカンパニーSonicGardenと提携し、「AmazonEC2」環境上で提供。「ガルーンSaaS」のポータル上に「SKIP」の新着情報を表示する。直近ではNTTデータ中国が、データセンター(DC)サービス「its-center」環境上で展開している。
現在、サイボウズとサイボウズグループで「ガルーン2」のクラウド・SaaS事業を展開するサイボウズ総研は、企業規模に応じたパートナー制度をそれぞれ用意している。「サイボウズオフィシャルSaaSパートナープログラム(仮称)」と「サイボウズクラウドビジネスパートナープログラム」がそれだ。300人規模以上の企業に対しては、サイボウズ総研が「サイボウズクラウドビジネスパートナー」と共に「ガルーンSaaS」を拡販。一方、中小企業に向けては、サイボウズが「サイボウズデヂエ」をベースにした「かんたんSaaS」を展開している。
- 1
関連記事
サイボウズ総研とTISの社内ベンチャー、「AmazonEC2」でグループウェア提供
NTTデータ中国、サイボウズ総研と業務提携、自社DCで「ガルーン SaaS」提供
サイボウズ、「ガルーン2」を沖縄県浦添市に納入、1400ユーザーでスタート