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MOTEX 恒例の「LanScopeアワード」開催
2009/12/10 21:45
週刊BCN 2009年12月07日vol.1312掲載
DIS、ソフトバンクBB幹部も出席
「LanScopeアワード」は、既存ユーザー向けサポートサービスの一環としてMOTEXが毎年主催する恒例イベント。今年は9回目の開催で、11月13日に大阪、同月20日に東京で開催した。会場にはユーザー企業・団体の情報システム担当者ほか、販社などのパートナー幹部が出席。大阪会場には150人、東京会場には200人が参加した。「LanScope Cat」を継続的に有効活用するユーザー企業・団体を称える式典では、最優秀企業と優秀企業の担当者が表彰を受けた。最優秀企業は、大阪地区では和歌山県の日高川町役場、東京地区ではスミリンエンタープライズが受賞した。スミリンエンタープライズは、「LanScope Cat」を活用してプリンタログを収集・チェックすることで、不要な印刷を削減。年間のプリンタコストを800万円から600万円に削減したことが評価された。
イベントでは、このほか有力パートナー企業の幹部を招いた基調講演も開催。大阪会場ではダイワボウ情報システム(DIS)の西村幸浩・取締役コーポレート営業本部長兼関西営業部長が登壇し、東京会場ではソフトバンクBBの溝口泰雄・取締役常務執行役員コマース&サービス統括が壇上に。有力ディストリビュータ2社が登壇することにより、強固な間接販売体制を印象づけた。また、マイクロソフトの高橋慎介・執行役パートナービジネス営業統括本部長は大阪、東京の両会場で基調講演し、関係の強さも表した。
このほか、今後の製品ロードマップでは、各製品の今後のバージョンアップや機能拡張スケジュールを公開。主力製品の「LanScope Cat」の新版「同 7」は2010年5月に開催される「情報セキュリティEXPO」で披露する計画を明らかにした。
池田淳・営業推進部部門長は、毎年大阪、東京で開催する意味について「当社の掲げる目標に、『CS(顧客満足度)100%、保守契約率90%』がある。既存のユーザーに対してサポートすることがその実現につながる」とし、既存ユーザーへの継続的サポートをユーザーに向けて約束した。(木村剛士)
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