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リバーベッド、クラウド戦略を打ち出す、DCとユーザー間にWANを構築
2009/12/09 21:45
同社が描くWANをベースにしたクラウド環境は、DCによるパブリック・クラウドやプライベート・クラウドなどのサービスを導入するユーザーに対してWAN構築を促進するというもの。DCをWAN高速化関連機器の販社として確保することで、クラウド・サービスを高速化されたネットワークで利用できることをアピールするというわけだ。
現在、「通信事業者やITベンダーと話を進めている。国内でWAN環境によるクラウド・サービスの普及を加速させる」(岡本社長)としている。とくに、国産企業とのパートナーシップを深める方針を示している。
「パブリック・クラウドでは、グーグルやアマゾンなどワールドワイドで展開するベンダーによる提供が多く、日本では大きなベンダーが存在しないと言っていいほどだ。ただ、今後はSMB(中堅・中小企業)などがクラウド・サービスを利用するといわれている。日本のベンダーが広める可能性が高いだろう」とみている。
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