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クエスト・ソフトウェア 仮想化管理に注力 既存パートナーとの関係強化
2009/11/19 21:43
週刊BCN 2009年11月16日vol.1309掲載
山岡社長は、8月の社長就任で100以上のラインアップ構成を縮小し、製品ごとのソリューションをユーザーに分かりやすく提示。「データベースやWindowsの部隊は2~3製品をコアにし、仮想化は特殊部隊を組織し提供する」体制を構築した。Windowsは、詳細なログ管理が可能な「InTrust」とマイグレーションツールの販売、Active Directoryの管理を容易にするID統合管理基盤の構築支援に注力する。データベース管理は、サービスダウンタイムなしにリアルタイムのレプリケーションができるのが売りで、オラクルの「Data Guard」が競合にあたる。「リセラーを増やすつもりはない。SIerとの関係を深めていく」方針だという。
現在主力事業に据えるのは主に4つ。アプリケーションやデータベース、Windows、仮想化の管理だ。なかでも最も引き合いが多いのは、Windowsの管理。「Notes」から「Exchange」「SharePoint」への移行のニーズが多いことから、2007年時のパートナープログラムでは、パートナー強化でマイグレーションツールの販売を推進していく方針を掲げた。富士通ビー・エス・シーなどのパートナー経由で販売している。(信澤健太)
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