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日本ベリサイン、国内初、「SHA-2」対応ルート証明書をドコモ携帯に導入
2009/11/11 21:43
米国の国立標準技術研究所(NIST)は、インターネット上のデータのやり取りを安全に行うSSL/TLS通信で用いられる暗号技術を、2010年末までに安全な暗号技術に移行する方針を打ち出している。
対象となる暗号技術のうち、電子証明書への署名で用いられるハッシュ関数(またはハッシュアルゴリズム)については、現在多く利用されている「SHA-1」から、強固な「SHA-2」ファミリー(SHA-256、224アルゴリズムなど)に切り替える必要がある。
「SHA-256」ハッシュアルゴリズムを採用したルート証明書はNTTドコモが11月10日に発表した2009年度冬春モデル7機種に提供する。SSL/TLS通信の安全性を、デスクトップPCのブラウザと同じレベルに高めることができるため、ネットショッピングやネットバンキングを携帯から利用できるようになる。
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