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日本ユニシス、09年度中間決算は最終損益赤字に、通期は黒字と強気の姿勢
2009/11/06 21:43
業績不振は、リーマン・ショックでユーザー企業によるIT投資の抑制が原因。赤字への転落は、減収が大きく影響している。籾井社長は、「売り上げを増やすことだけに費やした結果で赤字になった。売り上げが伸び悩むなか、今後はコストを意識せざるをえない」としており、販売管理費の抑制に力を注ぐ。
下期に関しては、以前から掲げるフロー中心型からストック(安定収益)型を徹底的に追求し、サービス品質の向上など企業体質の強化やICTサービスの本格化で回復を図っていく。
通期の連結業績予想については、売上高3000億円(前年度比3.3%減)と減収するものの、アウトソーシング関連が前年度より伸びることで、営業利益160億円(0.7%増)、経常利益155億円(2.5%増)と増加し、最終損益で76億円の黒字(前年度は88億1900万円の赤字)と黒字転換の見通しといった強気の姿勢を貫く。
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