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マイクロソフト、「Exchange Server」の新版、対応ブラウザなどを増強
2009/10/29 21:41
「Exchange Server 2010」では、メールボックスデータベースのパフォーマンスを向上させ、「Exchange Server 2003」と比べて1秒あたりの入力/出力(IOPS)を最大90%減少させた。
従来の「Exchange Server」と比べて、プラットフォームやWebブラウザ、携帯電話、電子メール、ボイスメール、インスタントメッセージなどコミュニケーション方法にアクセスすることが可能になった。Webブラウザでは、「Internet Explorer」に加え、「Mozilla Firefox」および「Safari」をサポートした。
このほか、きめ細かいマルチメールボックス検索や、保管時の即時改ざん防止などの機能を搭載し、統合された電子メールアーカイブおよび保有機能を提供することで、企業のコンプライアンスの負担を軽減。情報漏えい対策として、管理者の設定で、自動的にメールを保護する機能や、メール送信のワークフローを利用してメール送信時に内容の閲覧確認ができる機能などを実装した。
ボリュームライセンスの価格は、大規模システム向けの上位版「Exchange Server 2010 Enterprise Edition」が77万9000円、小中規模なシステム構築に最適なスタンダード版「同 Standard Edition」が13万7000円。
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外部リンク
マイクロソフト=http://www.microsoft.com/ja/jp/
「Exchange Server 2010」=http://www.microsoft.com/japan/exchange/2010/campaign/default.mspx