ニュース

富士通など、グローバルなコンプライアンス対応するERP、全世界で発売

2009/10/21 21:41

 富士通とグロービアインターナショナルインコーポレイテッド(カリフォルニア州、GII)は製造業向け生産管理ERP「glovia G2」を10月21日に全世界で発売した。10年1月に出荷を始める。

 ERPの製造プロセスを米国の「SOX法」や日本の「J-SOX法」などのコンプライアンス基準に対応。国ごとの基準で個々に対応する必要がなくなるため、システムをスムーズに導入できるのを特徴にした。

 また、信頼性や拡張性、保守性を確保し、日本のモノづくりのノウハウを活かした経営管理と生産現場の生産状況を把握ができるようにしたほか、「RIA(リッチ・インターネット・アプリケーション)」機能を搭載。拠点ごとのオペレーションの迅速化や情報のリアルタイムで共有できる。新たなアラート機能も備え、各拠点での生産状況のトラブルなどを「見せる化」することが可能で、経営・管理層の判断・対応の迅速化を支援する。価格は1サーバーの基本システムが250万円。10ユーザーの生産管理ERPが250万円から。
  • 1

関連記事

富士通、水産物売卸業の大都魚類の基幹システム運用開始、館林のDCで

富士通、間塚社長が会見、「緊急事態の影響を最小に」、後任社長選定も示唆

外部リンク

富士通=http://jp.fujitsu.com/