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エンカレッジ、IT全般統制の自動化と統制手法の標準化を実現するソフト
2009/05/18 21:32
「EAA」は、システム管理における、作業申請、作業承認、特権IDの払出し、作業報告、作業確認までの一連のワークフローをオンライン化。また、作業申請の内容と実際の操作記録を自動的に突き合わせ(自動突合)、点検・監査を自動化する。
統制を必要とする操作を「ブラックリスト(=未承認操作)」として登録しておき、各作業申請書で承認された作業内容から自動的に「ホワイトリスト(=承認済み操作)」を生成。この2つのリストを用いて実際の操作記録と自動突合し、未承認操作の有無と、承認通りの操作が実施されたことを報告する。未承認操作の内容は、動画像を含む操作記録から確認することができる。
ワークフロー機能は、「Microsoft Office SharePoint Server 2007」および「Windows SharePoint Services 3.0」のアドインとして動作する。.NET Framework 3.0のWindows Workflow Foundationを使用し、「Microsoft Office SharePoint Server 2007」とのシームレスな連携を実現している。
予定価格は300万円から。同社では、初年度2億円の販売を目標にしている。なお、「EAA」の動作には、トレーサビリティシステム「ESS REC」の基本構成が必要となる。
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