ニュース
CCW 中国江陰市に現地子会社設立 市と共同出資で初進出
2009/04/27 21:30
週刊BCN 2009年04月27日vol.1282掲載
新会社の資本金は5000万円で、CCWと江陰市の共同出資で設立する。出資比率はCCWが90%で江陰市が10%。スタート時の従業員数は約20人を予定する。将来的には日本と中国それぞれで出資企業を募って資本金を1億円に増資し、CCWの出資比率を35%まで引き下げる。すでに「中国企業の出資が決まっている」(CCW)という。事業内容は、日本で展開しているシステムの構築や運用・保守サービスで、現地日系企業や中国企業を顧客ターゲットにする。売上目標は、初年度1億円2000万円とした。
4月上旬に東京都内のホテルで江陰市人民政府が主催したITイベント「中国江陰市IT産業投資説明セミナー」では、CCWの金成社長と江陰市人民政府担当者が新会社設立で調印した。
江陰市は、コールセンターなど海外企業の誘致に積極的で、さまざまな優遇措置を用意している。今回、CCWは江陰市の企業誘致施策にメリットを感じ、最初の中国進出先として同市を選んだ。(木村剛士)
- 1