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ワイズマン クラウド型DC活用のASP 今秋めどに本格展開
2009/04/06 21:30
週刊BCN 2009年04月06日vol.1279掲載
ワイズマンは全国に約10万ある福祉・介護事業所の業務システムにおいて、およそ2割のシェアを持つトップベンダー。同社は、ASP化を推し進めており、これまで約3000ユーザーのシステムをASPに置き換えてきた。ところが、ASPユーザーが増えるに従ってDCにかかる負荷が増大。こまめにサーバーやネットワーク機器などを増設して対応してきたが、「ハード製品を小口で買い足すと単価がどうしても高くなる」(佐山国央・ASP事業統括部運用管理課長)ことが課題として浮上。absonneサービスでは、NSSOLがワイズマン以外の他のユーザーも含めてまとめて購入するため、メーカーに対する価格交渉力が強い。大口で機材を調達し、マルチユーザー方式で展開したほうがコストメリットを得やすくなる。
介護・福祉事業者は、経営母体が小さいところが多く、ユーザーのオフィスにシステムを据え置く従来型では、十分な維持管理ができないことも考えられる。ワイズマンではASP化によってサーバー管理の手間をなくし、ユーザーの負担を軽減。absonneによってDCにかかるコストも抑え、シェア拡大と収益確保を両立させていく方針だ。(安藤章司)
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