アルプスシステムインテグレーション（ALSI）は2月26日、家庭向けWebフィルタリングソフト「InterSafe Personal」が、UQコミュニケーションズ（田中孝司代表取締役）が同日に提供開始したフューチャー・ブロードバンド通信サービス「UQ WiMAX」の会員向けおすすめコンテンツとして採用されたと発表した。

　「UQ WiMAX」は、モバイルWiMAX（IEEE 802.16e）技術により、どこでも簡単に高速インターネット接続を実現できるブロードバンド通信サービス。UQコミュニケーションズでは、08年6月に成立した「青少年ネット規制法」で、インターネット接続役務提供事業者に対し、青少年有害情報フィルタリングソフトウェアまたは青少年有害情報フィルタリングサービスの提供が義務化されたことを受け、フィルタリング製品の提供を検討していた。

　また、青少年だけでなく、一般の利用者が個人でインターネットに接続する際にも、ウイルスやスパイウェア、詐欺サイトなど有害サイトへのアクセスや、掲示板サイトなどへの書き込みによる個人情報の漏えいなど、様々な問題点が挙げられ、フィルタリング製品の重要性が高まってきたことを受け、今回、UQコミュニケーションズの顧客向けWebサイト経由で「InterSafe Personal」を紹介することにした。利用料金は、パソコン1台につき、1年間3980円。

　「UQ WiMAX」では、「InterSafe Personal」を採用したことで、青少年の利用者にとって教育上不適切な情報へのアクセスを制限できるようになり、4月1日施行予定の「青少年ネット規制法」への対応を実現する。また、ウイルス配布サイトや詐欺サイトなどへのアクセス、個人情報の書き込みを防止することもできるため、青少年だけでなく、利用者全体に、安全なインターネットの利用環境を提供することが可能となる。