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ジュピターテレコム 高齢者層に新型STB AV機器不振の切り札
2009/02/02 21:26
週刊BCN 2009年02月02日vol.1270掲載
新型STBの「HDR+」は、ハードディスクを内蔵したことでDVDにアーカイブを残すことが可能なほか、録画をする際に番組予約の絞り込みが簡単に行えることなどが特徴。「デジタル放送の番組予約を難しいと意識するユーザーを対象にしている」(吉原辰也・技術本部副本部長兼技術開発部長)と話す。
同社が狙う新規加入者は、家族や高齢者などがターゲット。なかでも高齢者に関しては、「操作性の追求で加入を促せる」(同)と自信をみせる。高齢者が店頭でHDD/DVDレコーダーを購入するケースが少ないため、新型STBは操作が簡単なため「家電メーカーにとっても新規ユーザーを開拓できる」(同)と分析する。ジュピターの営業担当者による訪問販売でSTBが導入されることは、パナソニックなどのメーカーにとって機器需要の拡大につながる。同社は、パナソニックに加えて複数メーカーとSTB開発・販売で協業している。(佐相彰彦)
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