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新日鉄ソリューションズ 減産体制に対応 製造向け商材を見直し
2009/01/26 21:24
週刊BCN 2009年01月26日vol.1269掲載
今年1月には、製造業の保守サービスにかかる人・情報・モノを統合的に管理するツールを新しくサービスメニューに追加。開発元は米サービジスティクス社で、保守サービスから補修部品のロジスティック(物流)、在庫削減に至るまでトータルに最適化できる。経済情勢の悪化で“今あるものを補修しながら使う”消費者心理が強く働いているなか、製造元もこうした消費者ニーズに対応。保守サービスの効率化を図ることで、「収益増が期待できる」(同社の産業ソリューション事業部事業企画推進グループの井上和佳部長)と見る。NS-SOLではこの分野での受注件数を向こう3年間で30~40社、売上高は累計30億円程度を見込む。
また、サーバーなどの維持運用費の2割削減を目指すクラウド型アウトソーシングサービス「absonne(アブソンヌ)」の製造業向けの営業も強化。コンサルティングを通じてROI(投資対効果)を測定し、「削減額を具体的に示す」(同グループの岡本太郎・シニア・マネジャー)など、減産体制下での即効性をアピールすることで受注獲得に結びつける。(安藤章司)
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