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富士ゼロックス 超大手に筐体サービス「beat」 チャネルをグループ販社外へ
2009/01/26 21:24
週刊BCN 2009年01月26日vol.1269掲載
同サービスは、インターネットとLANの間に「beat─box」というアプライアンス・サーバー(筐体)を設置し、これを介してウイルス・スパイウェアや不正な通信対策(IPS)、迷惑メールなどの対策を講じることができる。ユーザー企業は、この筐体を置くだけで同社の「beatコンタクトセンター」側の監視下で安全なネットワーク環境を敷ける。12月10日には、従来版の機能を限定したエントリー版「beat─entryサービス」を開始。従業員30人以下の中小事業所を対象に売り込む。
同社は、中小企業向けが手薄。「コスト削減策が打ち出しやすい製品なので売りやすいだろう」(工藤雪夫・beat事業推進室マーケティンググループ長)と、グループ販社の2次店にあたる「特約店」や全国展開するSIerなどを経由した販売も増やす。
また、将来的には「多拠点展開する超大手企業などのニーズがある」(工藤グループ長)と、大規模向けを開発する計画だ。(谷畑良胤)
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