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ディーリンク パートナーセミナーを開催 日本法人を市場攻略戦略の手本に
2008/09/08 21:08
週刊BCN 2008年09月08日vol.1250掲載
スイッチなどを手がけるディーリンク(マーティ・リャオ社長)は8月26日、パートナー向けセミナー「ディーリンクジャパン・パートナーカンファレンス2008」をザ・プリンスパークタワー東京で開催し、日本法人のビジネスの現状や、今後の展開について語った。
セミナーでは、ディーリンクジャパン(日本法人)の戦略、また、製品の品質管理体制、今後の製品ロードマップについて説明を行った。
まずD─Link Corporation CEO、D─Link International Pteの社長を兼務するTony Tsao氏が登壇し、グローバルでのビジネスの概況について述べた。
続いて、ディーリンクジャパンのリャオ社長が日本での実績と今後の展開について説明した。同社はワールドワイドではSOHO市場に強みを発揮しているが、「日本は世界第2位の市場でエンタープライズマーケットの規模が大きいこともあり、エンタープライズ向けで参入した」という。同社はエンタープライズマーケットに参入し、全国展開のための販売網構築するために、認知度、知名度を上げていく。また、品質向上、環境問題に配慮した製品を導入するなどの基本方針を立てていたが、「07年までに一定の認知度を獲得できた」と評価した。今年から11年までを第2ステージと位置づけ、認知度をさらに上げていくとともに、「キャリアグレード(高信頼性)まで品質を強化しレベルを向上したい」としている。また、「ディーリンクジャパンがエンタープライズ市場における中心として、弊社のほかのブランチに(ノウハウを)発信していきたい」と意気込みを語った。
その後、営業本部の東堂園俊治本部長がディーリンクジャパンの事業戦略について話した。「事業環境としては、ネットワーク製品の日本市場が7000億円という規模。当社の主力のネットワークスイッチ市場は2000億円規模」としたうえで、「他メーカー競合が乱立している状況なので、厳しい市場ではある」とした。
昨今では、シスコシステムズなど、上のレイヤーの市場でビジネス展開してきた企業が下のレイヤーの製品を、また、下のレイヤーが中心だった企業が上のレイヤーに挑戦するなどしていて、同社の主力としているミドルレイヤーのマーケットが一番の激戦区になっていると現状を語る。「私たちもビジネス展開していない市場はあるものの、今の市場で(シェアを)取れている部分が少ないということもあるので、土台を固めて上や下のレイヤーに広げていきたい」とした。
また、パートナー施策の新体制として、最近パートナーの支援も活発になってきたし、私どももようやくサポートできるものができたと考えている。この時期という形ではないが、パートナープログラムをより多く皆様をサポートしていく形で提供したいと考えている」と述べた。
セミナーでは、ディーリンクジャパン(日本法人)の戦略、また、製品の品質管理体制、今後の製品ロードマップについて説明を行った。
まずD─Link Corporation CEO、D─Link International Pteの社長を兼務するTony Tsao氏が登壇し、グローバルでのビジネスの概況について述べた。
続いて、ディーリンクジャパンのリャオ社長が日本での実績と今後の展開について説明した。同社はワールドワイドではSOHO市場に強みを発揮しているが、「日本は世界第2位の市場でエンタープライズマーケットの規模が大きいこともあり、エンタープライズ向けで参入した」という。同社はエンタープライズマーケットに参入し、全国展開のための販売網構築するために、認知度、知名度を上げていく。また、品質向上、環境問題に配慮した製品を導入するなどの基本方針を立てていたが、「07年までに一定の認知度を獲得できた」と評価した。今年から11年までを第2ステージと位置づけ、認知度をさらに上げていくとともに、「キャリアグレード(高信頼性)まで品質を強化しレベルを向上したい」としている。また、「ディーリンクジャパンがエンタープライズ市場における中心として、弊社のほかのブランチに(ノウハウを)発信していきたい」と意気込みを語った。
その後、営業本部の東堂園俊治本部長がディーリンクジャパンの事業戦略について話した。「事業環境としては、ネットワーク製品の日本市場が7000億円という規模。当社の主力のネットワークスイッチ市場は2000億円規模」としたうえで、「他メーカー競合が乱立している状況なので、厳しい市場ではある」とした。
昨今では、シスコシステムズなど、上のレイヤーの市場でビジネス展開してきた企業が下のレイヤーの製品を、また、下のレイヤーが中心だった企業が上のレイヤーに挑戦するなどしていて、同社の主力としているミドルレイヤーのマーケットが一番の激戦区になっていると現状を語る。「私たちもビジネス展開していない市場はあるものの、今の市場で(シェアを)取れている部分が少ないということもあるので、土台を固めて上や下のレイヤーに広げていきたい」とした。
また、パートナー施策の新体制として、最近パートナーの支援も活発になってきたし、私どももようやくサポートできるものができたと考えている。この時期という形ではないが、パートナープログラムをより多く皆様をサポートしていく形で提供したいと考えている」と述べた。
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