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トレンドマイクロ、カーネルメモリ使用量を70%削減するウイルス検索エンジン
2008/08/05 21:06
「VSAPI」は、「ウイルスバスター」シリーズを中心としたクライアント/サーバ対策製品向けに開発された検索エンジン。従来版は、パターンファイルすべてをカーネルメモリに展開して処理を行っていたが、「VSAPI 8.9」では、不正プログラムの有無の確認に使用する情報だけをカーネルメモリに展開する。不正プログラムの確認時には、パターンファイルから処理に必要な情報のみをカーネルメモリに展開。これにより、平常時の「VSAPI」のカーネルメモリ使用量を最大70%削減することができ、他のアプリケーションが使用できる領域を大きくすることで、軽快な使用感を実現する。
また、「VSAPI 8.9」を用いたクライアント/サーバ対策製品と、最新のデータベースを参照して不正なウェブサイトへの接続をブロックする「Webレピュテーション」技術などの「In the cloud」ソリューションを合わせて利用することで、クライアント資源をより有効活用することができる。
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