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アセントネットワークス OSSをSaaSポータルで提供 中小企業のIT化を促す
2008/06/09 21:02
週刊BCN 2008年06月09日vol.1238掲載
国内の全企業のうち、9割を中小企業が占める。ビジネスの展開先は数多いものの、パッケージやハードウェア、人件費、メンテナンスなどのトータルコストが障壁となり、中小企業のIT化は進んでいないのが現状だ。
アセントネットワークスは昨年から、社内ソーシャルブックマークやウィキなどをSaaSとして提供してきたが、「SaaS事業をさらに深耕したい」(朴社長)ことから、中小企業をターゲットにしたサービス提供にいたった。
SaaSとOSSを組み合わせたため初期投資が発生せず、サービスとして提供することで、運用コストも大幅に削減する。また、常に最新の状態で提供することを可能にするものであることや、OSSを利用することでライセンス料、使用料の負担が軽減されるというメリットもある。
同社は拡販にあたり、リセラープログラムを立ち上げた。法人だけでなく個人もオンラインを通してリセラー登録を可能とし、ランクにより決められた集客と顧客の利用金額からマージンを受け取れる体系を整えた。
今後は1000社への導入と月間売上高2100万円を目指す。
ソフトは随時増やしていく予定で、開設時に提供するのは「Zimbra」「SugarCRM」「vTigerCRM」「TinyERP」「Supportsuite」「Joomla」「Virtuemart」「Dot Project」「Dimdim」「KnowledgeTree」の10本。
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