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「RSA Conference 2008」開幕、コビエロ社長が基調講演
2008/04/11 20:58

さらに「リスクマネジメントを考えた上で、セキュリティのぜい弱性を認識すべきである」とし、「セキュリティだけに固執すると、本来必要ではないはずのセキュリティコストが生まれ、ビジネスへの悪影響を及ぼす」と指摘した。最後にイノベーションとセキュリティのギャップを埋めるためには、ビジネスの結果に焦点を置き、セキュリティ担当者はビジネスプロセスを踏まえて、ポリシーを作ることが重要と締めくくった。
続いて、米シマンテックのジョン・トンプソン会長兼CEOが登壇。「インフォメーションセントリックセキュリティ:次の波」と題し、講演を行った。まず情報はビジネスをする上で最も重要な資産だが、最もぜい弱なものでもあると指摘。ポリシーの設定と技術により、事前対策的な安全と情報の管理を必要だとした。トンプソンCEOは、現在の状況に適応したソリューションと、情報が守られていると確信するために必要なイノベーションについて話した。
また同日、マイクロソフトのクレイグ・マンディ最高研究戦略責任者が「実現できるエンドツーエンドの信頼」について話し、暗号専門の研究者も集まり、討論を行った。
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