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応研 来年度は業績拡大で成長路線に 新製品投入で、SaaSも模索
2008/03/17 20:55
週刊BCN 2008年03月17日vol.1227掲載
今年度の業績は、「良くても昨年度比で横ばい」(原田社長)を見込んでいる。内部統制関連の需要が思ったより伸びなかったことが要因だ。しかし、今年3月に業務ソフトの「大臣」シリーズで新バージョンを市場投入するほか、今年秋をめどにマイクロソフトの「.NET」に対応した製品を出すことから「来年度は期待できる」と自信をみせる。
また、パッケージ販売に加えて月額課金型の「SaaSなどウェブサービスでの提供も模索している」という。実際に提供するかどうかは今後の検討課題であるが、「他社が本格化を計画していることを踏まえて、考えなければならないテーマ」としており、ASPサービスなどの発展を目的として設立された「ASPIC Japan」と、総務省が進める「ASP・SaaS普及促進協議会」にも関与しているという。
建設業界では、電子申告に向けてウェブサービスを採用している動きがあり、同社が建設業界に多くのユーザー企業を獲得していることから話が進んだようだ。
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