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ふくい産業支援センターなど3機関 RFPから「提案書」作成
2008/02/25 20:53
週刊BCN 2008年02月25日vol.1224掲載
このセミナーは、マイクロソフトが地場ITベンダー向けに実施したRFP関連のセミナーを基に、ふくい産業支援センター、近畿経済産業局、関西情報・産業活性化センターが主催し、ITコーディネータ協会などが協力してモデルケースとして開催。講座には、県内のITベンダー3社から営業・提案に関わるシステムエンジニア(SE)ら12人が参加し、RFP作成のプロセスやユーザー企業の期待、RFPの読み方や要求事項の理解と整理、企業側のITベンダー選定や基準、RFPに基づく提案書の作成──などを、4日間に分けて個人、グループ演習形式で学んだ。
中小規模の地場ITベンダーは、RFPを正確に読み込めないために、ユーザー企業の意図するシステム提案をできず、ITベンダー選定段階で大手ITベンダーに競合で負けるケースが少なくない。同セミナーを支援するITコーディネータ協会事務局の那波幸光氏は、「RFPには経営者の“思い”が込められる。これをうまく読み解く必要がある」と、ITコーディネータと連携するうえでも習得すべきスキルという。
これを受け、経済産業省は、来年度予算でRFPに関連するセミナーを福井県以外の地域でも開催し、地域IT産業の活性化を狙う計画だ。
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