ニュース
NECとビーコンIT、運用効率化製品で協業
2007/11/19 22:25
ビーコンITの「Waha! Transformer」は、基幹系システムなどに蓄積されたデータを抽出し、データウェアハウスなどで利用しやすく加工、対象のデータベースに書き出す「ETLツール」で国内トップシェアを誇る製品として、累計1000社のユーザー企業に導入されている。同社は、NECのソフトウェアパートナー制度「WebSAM WORKS」に参加。これまでに、「Waha! Transformer」と「WebSAMジョブスケジュールツール」による自動実行や、「WebSAM統合監視ツール」による障害監視、通報処理で連携し、実績を重ねてきた。
今回の協業では、「Waha! Transformer」の運用監視機能として「WebSAMオフィス」を組み込むことで、障害発生時の自動通報による早期検出ができる。これに加え、「Waha! Transformer」のナレッジデータで「何を行えばよいか」という対処方法まで簡潔なメッセージでナビゲートしてくれる。「Waha! Transformer」の運用者が自ら簡単に障害時の対応も行える。さらに、ログ情報のメール通報を活用することで、リモートサポートが可能になり、複雑な障害を早期解決することができるという。
ビーコンITはここ数年、中堅中小企業市場を重視。情報システム部門が少ない中小企業でも、容易に運用管理できる仕組みづくりを整備。また、SIerや販売パートナーを拡充しており、今回の協業で間接販売をよりスムーズに進める効果もあると期待している。
- 1