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日本サード・パーティ 外資ITと中小つなぐ情報サイト開設 RFP書き込み、具体案を例示
2007/10/29 22:22
週刊BCN 2007年10月29日vol.1209掲載
同サイトは、「主に外資系ITベンダー製品を国内に広く認知させる」(佐伯康雄・取締役)ために開設する。サイトに登録した中小企業や地方自治体が匿名で、簡単なシステム依頼やRFPなどを書き込み、外資系ITベンダー製品を拡販する国内SIerなどがシステムの具体案を例示。ユーザーは、複数提案のなかから、最も適したものを指名、SIerの連絡先を明かされる。
ユーザー側、販売側とも利用は無料だが、サイトへの登録が必要。基本的には、ソフトウェア、ハードウェアを提供する外資系ITベンダー各社の販売コミュニティに利用を促すが、「国内メーカー製品を販売するSIerや地方ディーラーなども、登録すれば利用できる」と、国内製品にも門戸を開いている。
同社は技術者を約450人を擁し、昨年度(2007年3月期)の売上高が53億5736万円。今年度は60億円を見込む。サイトの開設で「急速に案件が増えることはないが、地方案件などで囲い込みをしてきたITベンダーの一角を崩すことができる」と、来年度には8億円程度の増収効果があるとみている。
来年以降、国内中小企業にはSaaS(Software as a Service)/ASPが普及するとみられ、「手軽に外資系ITベンダー製品をユーザーが購入できるようになる」と、国内市場に「ユーティリティ・サービス」が浸透する前に事業拡大するためサイトを構築した。
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