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NECとNTTデータビジネス 簡単な電子帳票システムを販売
2007/09/17 22:20
週刊BCN 2007年09月17日vol.1203掲載
「連携ソリューション」は、NECの統合システム運用管理「WebSAM」のシリーズ製品である帳票印刷業務管理ソフト「WebSAM Rakuform」と、旧日本板硝子の情報システム子会社だった時期に、社内向けに開発したNTTデータビジネスブレインズの電子帳票システム「Pandora─AX」を連携させた。NTTデータビジネスの的羽幸洋・パッケージグループ担当部長は、「簡単に電子帳票化への道を開ける製品で、セキュリティ機能が強固」と特徴を説明する。
具体的には、Rakuformの帳票設計で作成した帳票フォームに業務アプリケーションの印刷データを埋め込むフォームオーバレイを行ったものを、Pandora─AXで電子帳票化する仕組み。販売を手がけるNECソフトの藤崎徹・ITシステム事業部リーダーは「汎用機の世界では、こうしたレイアウトをプログラム設計する非効率さがあった」と、同ソリューションで帳票作成のスピードアップとコスト削減を実現でき、他製品にない生産性が得られるとしている。
Pandora─AXは、すでに汎用機を利用する約600社に導入されている。NTTデータビジネスはまず、この既存顧客に同ソリューションを売り込む。NECは、同社汎用機「ACOSシリーズ」を導入する顧客などへ販売する。
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