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オプト、マーケティングの効果を高めるサイト内解析システム
2007/09/04 22:20
サイト内解析やデータ集計などによって、サイト閲覧者の各種行動を解析し、そこから得られたデータをもとにサイトを改善することで、企業のインターネット上のマーケティング活動の投資対効果(ROI)を最大化するサービス。
分析方法は、時間ごとのPV(ページビュー)・ユニークユーザー数・セッション・リピーター率・滞在時間を分析する「時間軸分析」、各ページのPV・ユニークユーザー数・セッション・リピーター率・滞在時間の計測を行う「ページ軸分析」、各検索エンジンのワードごとのPV・セッション・滞在時間を分析する「検索エンジン軸」、各種リンク元からの流入状況を分析する「リンク元軸分析」、個別ユーザーの閲覧ページ数や滞在時間・平均訪問間隔・利用環境を分析する「ユーザー軸分析」など。
これらによって「退出が多いページ」「直帰が多いページ」「入力フォームでユーザーにストレスを与えていないか」「余計なコンテンツを多く作りすぎていないか」「成果までの導線は確立されているか」を分析することで、サイト内でユーザーを逃しているポイントを探し出すことができる。
また、各ページのPV数の分析や、よく見られているページのカテゴリー、広告や来訪経由別に人気ページを分析することで、閲覧率の高いページやよく通る導線を発見したり、「広告別の閲覧ページ数」「広告別の閲覧時間」「広告別のサイト内の回避」など広告別にユーザーのモチベーションを分析することで、今後の広告戦戦略に役立てることもできる。
サイト内の来訪者数や、資料請求や会員申し込みといった成果の数値に大きな変化が発生した場合、データを保存しメールでアラート発信を行う「アラート機能」、サイト上の大きな数値の変化と、その要因となったイベント(実施広告メニュー)を関連付けてデータを保存する「イベント機能」、定期的に見るグラフや表を登録することで主要データの一覧レポートを作成する「レポートセンター」などのサポート機能も搭載した。
価格は初期費用が10万円、集計設定代行費用が20万円。月額利用料は閲覧数15万PVが3万円、30万PVが5万円、60万PVが10万円、100万PVが15万円など。同社では年内に100社への導入を目指す。
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