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日本SGI 9月中にインフラ系をSaaS対応へ
2007/09/03 22:20
週刊BCN 2007年09月03日vol.1201掲載
同社は、東京・池袋のMEX社内に「カスタマー・サービス部門」の拠点を設置し、エンジニアを常駐させる。サービス開始当初は、コンシューマ向けのインフラ系ソフトを提供し、年内に中小企業向けのグループウェアやCAE(工業製品の設計支援)アプリケーション、保守系のシステム監視サービスなどのサービスを順次増やす計画だ。
秋野孝・ソリューション事業統括本部SI統括は「ホスティング/ハウジングだけでなく、SaaSを利用した『次世代IDC』のあり方を追求する。ERP(統合基幹業務システム)のような基幹システムは提供しない予定だが、SFA(営業支援システム)など、SaaSでの利用価値の高いアプリケーションは出すことになるだろう」と、ITインフラやソフトのSaaSメニューを増やし、幅広い層へ売り込むという。
日本SGIは昨年12月、ライブドア傘下にあったMEXの発行済株式の31.56%を取得し、筆頭株主となっている。
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