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中古情報機器協会 国内中古パソコン市場は150万台に 2000年以降の製品が95%を占める
2007/07/02 21:42
週刊BCN 2007年07月02日vol.1193掲載
同協会では、「加盟する会員会社では、中古情報機器の卸販売を行っている企業もあり、それらを含めると市場全体の8割程度をカバーしているとみている。逆算すれば、市場全体で約150万台規模になるだろう。予測値は発表していないが、今後の市場拡大は間違いない」(小澤昇常務理事兼事務局長)と分析している。
同調査によると、パソコン、ワークステーション、サーバーで構成される情報機器本体は124万6000台。そのうち、ノートパソコンが57万8000台、デスクトップパソコンが64万8000台。パソコン合計で122万6000台としている。ワークステーションは4000台、サーバーが1万6000台だったという。
また、中古情報機器のうち製造年から3年以内のものは49.2%。パソコンでは49.5%を占めているという。さらに、00年以降の製造年のものが全体の約95%を占めており、マイクロソフトがサポート対象としているWindowsXPおよびWindows2000以降のパソコンが市場のほとんどを占めていることがわかった。
なお、液晶ディスプレイ装置は36万台、CRTディスプレイ装置は20万2000台で、合計56万2000台となった。
同協会では、今回の調査から中古情報機器の環境負荷削減効果を算定。全体で15万7000トンのCO2削減効果が得られるとみている。
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