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マイクロストラテジー 「Enterprise BI」普及の戦略製品投入 日本法人の体制強化に乗り出す
2007/06/25 21:40
週刊BCN 2007年06月25日vol.1192掲載
新製品は、従来のMicroStrategy8の機能を踏襲しながらダイナミック・エンタープライズ・ダッシュボード機能を追加した第3世代統合型BIだ。新たにFlashやAjaxの技術を標準機能として採用したことで、よりグラフィカルなレポート作成により、直感的なデータ確認を可能とした。
同社では、これまで部門ごとに導入されていたBIを、全社規模の統一環境で展開する「Enterprise BI」を提唱しているが、同製品は、これを普及させるための戦略的製品と位置づけている。
一方、日本法人の体制強化にも取り組む。昨年8月には、カントリーマネージャとして岡村崇氏が日本法人代表に就任。12月には本社を東京・半蔵門に移転し、積極的な増員に対応できる体制とした。
また、新たなパートナーの獲得も視野に入れており、パートナーを通じた事業拡大を目指す。
「この半年余りで、基礎をつくり上げることができた。パートナー向け教育体制の確立や、日本におけるリファレンスとなる顧客を、早急に10社獲得する」(米マイクロストラテジーのアジアパシフィック&ジャパンのプレジデント、テレンス・チャン氏)と計画を語る。
日本では、ファーストリテイリング(ユニクロ)やファンケルなどが、MicroStrategyを導入している。
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