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ディスキーパーと相栄電器 パートナー企業開拓に注力 ボリュームライセンス狙う
2007/06/25 21:40
週刊BCN 2007年06月25日vol.1192掲載
――ワールドワイドでの総売り上げ本数は?
米国が比率としては最も高い。20年間ほど販売していて累計では2400万本ほどになる。もともとウィンドウズに簡易版なども組み込まれており、それも含めればかなりの導入率だ。
――世界におけるアジアおよび日本の位置づけは?
日本は米国に次ぐシェアを持っている。日本では実績が上がっているが、アジアの国はこれから伸ばしていきたい。中国、韓国も重要な拠点と考えている。
――アジアパシフィック地区での販売戦略は?
各国でパートナー企業を育てているので、ボリュームライセンスで数を出していきたい。
――現在、パートナーは何社か。
日本、台湾、香港、オーストラリア、シンガポールの5社がある。韓国に関しては現在交渉中だ。中国は知的所有権などに問題があったが、解消されたため、今後開拓していく。
――今年度はどの程度の売り上げを狙っているか。
具体的な数字は言えないが、とにかく増やしていきたい。米国でいえばシェアは87.7%、コーポレートのシェアで考えても95%は導入されている。使っていないユーザーに対して、PR活動などを通して、ブランドを定着させていきたい。特にディスク内のファイルの断片化が進むと、パフォーマンスの低下やシステムクラッシュにつながる。Diskeeperはこうした断片化を解消することでパフォーマンスを向上させる。世界に向けて、製品を拡販できることはうれしいことだ。
――今年の相栄電器の国内販売戦略を伺いたい。
2000年以降は景気が良くなかったため、企業がシステムの入れ換えを控えてきた。だが、昨年は景気が回復してきた関係で、システム更新が従来にも増して進んでいる。この機会を狙ってDiskeeperの導入を図っていきたい。
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