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WEBエンターテインメント 新型マイニングを開発へ 検索連動型で時流を反映
2007/06/04 21:40
週刊BCN 2007年06月04日vol.1189掲載
同社はテキストマイニングエンジンの開発で実績があるテグレット技術開発のグループ会社で、昨年5月に検索機能付きのツールバーを開発。インターネットブラウザに取り付ける方式で、これまで70万件のインストール実績がある。今回開発するエンジンでは、ツールバーから集まってきた検索キーワードを辞書化し、これを基にテキスト文書を分析。重要単語や相関関係などを浮き彫りにする。日々移り変わる検索キーワードをデータベース化し、リアルタイムにエンジンへ反映することで、「時流に即したマイニング結果が得られる」(野手社長)ようにした。
社会の関心が高まっているキーワードを抽出できるため、インターネット広告や検索エンジン最適化などのマーケティング分野での需要が見込めるほか、過去蓄積した文書データベースの見出し付けなどにも応用できる。現代の価値観をもって過去の文書を分析することで「見出しの最適化が図れる」という。例えば、「TOB」の見出しに、最近話題に上ったペンタックスやHOYAなどを後から関連付けすることも可能になる。
同エンジンを活用したアプリケーション開発やシステム構築を得意とするSIerなどと組んで、今後3年間で200-300件の受注を目指す。
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