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リアルコム グーグル超える成功者生む 世界に通用する新モデルを
2007/06/04 21:40
週刊BCN 2007年06月04日vol.1189掲載
同社は、米シリコンバレーに「REALCOM Software Innovation Laboratory(RSIL)」を設立。この地で起業・成功させるインキュベーション事業の拠点とする。
ベンチャー起業に実績がある米ネットサービス・ベンチャー・グループ(NSVG)と共同で、ビザの取得やオフィスの貸し出し、会社設立、ベンチャーキャピタルからの資金調達、技術支援などを実施する。
近く、国内から独自技術をもつソフト技術者を公募する。同事業を担当する竹内克志・取締役CTOは「VPNフリーウェアの『SoftEther』など、IPA(情報処理推進機構)が展開する『未踏ソフトウェア創造事業』で育った人材などを想定している」という。ただし、1年以内に会社設立レベルに達しない場合は、プロジェクトを終了する。
リアルコムは1999年、谷本社長が米シリコンバレーで立ち上げた。「日本ではインキュベータが少なく、すごい技術も成功せずに終わってしまう。米国にはそのノウハウがあるので、当社が雇用を保証し育成する」と、谷本社長は自らの経験に基づいた事業であることを強調する。今後10年で少なくとも50人の独自技術で世界を変え、億万長者を生み出すことを目指す。
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