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JEITAの新会長 シャープの町田会長選出
2007/06/04 21:40
週刊BCN 2007年06月04日vol.1189掲載
同協会の会長任期は1年。町田会長は、抱負を次のように語った。
「安倍内閣はイノベーション、オープンを強調しているが、双方とも当協会と深い関係にある。イノベーションでは、地球環境、エネルギー対策などが重要になるが、JEITAのメンバーは省エネなどで世界に冠たる技術を持っている。さらに技術革新の主導権を握ることで、世界に貢献していきたい。また、オープンでは、通商環境のオープンさが何より求められる。JEITAメンバーを合わせると、国内で20兆円、海外で20兆円、計40兆円の生産を行っており、自由な競争ができるように今後とも努力していきたい」
「2011年には、地上デジタル放送に完全移行するが、空いた電波をどう活用するか、廃棄されるブラウン管テレビをどうするかなど課題も多い。関係機関と協力しながら、スムーズな移行のために全力を上げたい」
「研究開発もさらに強化しなければならないが、そのためには税制が重要なので、検討を加えて提言できるものなら提言していきたい」
シャープがJEITA会長を送り出すのは初めてだが、絶好調の業績をあげている同社での経営手腕が、JEITAでも生かされるか注目される。
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