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ALSI 情報漏えい防止ソフト新版 7か国8言語のOSに対応

2007/05/28 21:36

週刊BCN 2007年05月28日vol.1188掲載

 アルプスシステムインテグレーション(ALSI、大喜多晃社長)は情報漏えい防止ソフトの新版を発売した。今年度(2008年3月期)100万ライセンス、20億円の売り上げを目指す。

 「DocumentSecurity(ドキュメントセキュリティ)ver.3.5」は、業界で初めて7か国、8言語のOSに対応したもの。暗号化とアクセス制御、持ち出し制御、DRM(利用権限管理)、フォレンジック(履歴管理)など4つの機能をサーバーで一元管理することができる。海外に営業拠点もしくは製造拠点を持つグローバル企業に提供することで、日本と同等のセキュリティ対策を実現する。

 同社は中国、米国、ドイツに拠点を展開している。今後は韓国にある開発元のソフトキャンプとの連携により、海外での製品展開なども視野に入れている。また、国内金融機関での成りすまし対策の需要取り込みに注力する。「ドキュメントセキュリティやスパイウェア対策ソフトSecureKeystroke(セキュアキーストローク)での売上目標を達成すれば、前年対比200%伸長できる」(杉本浩信・セキュリティソリューション部部長)と見込んでいる。
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