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韓国 ソウル市内 どこでもWibro生活圏に KTが対応端末を発売
2007/05/28 21:36
週刊BCN 2007年05月28日vol.1188掲載
KTは今回のWibroサービス地域拡大を契機に、対応ノートPC、ノートPC用カード、複合端末デラックスMITs、CDMA音声通話とWibroの両方が使えるスマートフォンを発売した。WibroはHSDPA(高速パケット伝送技術のひとつ)よりも速度が3倍以上速く料金も安い。カメラ付きスマートフォンで撮影した動画をその場ですぐ個人のSNSやUCC(動画投稿サイト)にアップロードできるという点で、移動しながらネットを使う機会の多いビジネスマンや、10代の若い世代の利用も増えてくると予想されている。
従来、KTはWibroのマーケティングに積極的でなかったが、4月からはテレビ広告を打ち、バスで移動しながらWibroが使える「Wibro体験バス」を運行するなど、積極的な活動を開始している。年末まで加入者20万人の確保を目標としている。
KTでは、「ソウルを中心に1000万ユーザーが、移動しながら自由にインターネットを利用できるようになった。これまでのサービスは予告編に過ぎない。今度こそWibroとはどういうサービスなのか分かってもらえるはず。Wibroを今年最高のヒット商品に育てたい」としている。
趙章恩(チョウ・チャンウン=ITジャーナリスト)
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