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CIJ 3ステップ登録の文書管理を開発 内部統制強化の企業へ拡販
2007/05/14 21:36
週刊BCN 2007年05月14日vol.1186掲載
秘密分散法に基づくデータ保管や確定署名(タイムスタンプ)を付与できるため、内部統制を強化する企業向けに、今後1年間で20-30サーバーの販売を目指す。
同サーバーは、紙文書などオフィス文書をキャビネットに収納するイメージで簡単・安全に文書管理ができる。従来の文書管理システムやグループウェアは、登録作業が煩雑だが、同サーバーは①ブラウザを開く②画面上の利用可能なキャビネットを開く③ファイルをドラッグ&ドロップする、の3ステップで完了する。
入力データは、秘密分散法に準拠しているため、自動的に暗号化しながら、意味のない2つの断片に分散して保管でき、万一不正アクセスが発生しても情報漏えいの心配はない。文書完成時には、アマノのタイムスタンプが付与され、確かにその時点でドキュメントが存在したことを証明できるほか、サーバーへのアクセスログをすべて収集して保管でき、ログ収集も可能だ。
同サーバーは、専用ソフトのインストールが不要なため、「インターネット越しの利用ができ、海外拠点や取引先などと共有するデータを保管する際にも適している。ほかにない製品だ」(西田千尋・理事・執行役員)と、自信を見せる。
今後、パートナーと協業セミナーを実施して販売活動を本格化する。価格は1サーバー75万円(推奨ユーザー数50-100)で、年間サポート費用は15万円(初年度は必須)。
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