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フォン・ジャパンとブラステル WiFi接続で業務提携 FONサポートのISPを提供
2007/03/26 19:58
週刊BCN 2007年03月26日vol.1180掲載
フォン・ジャパンにとっては、ブラステルの「BIP」会員に対してFONを認知させることが目的。ブラステルにとっては、ISP事業の立ち上げに合わせて「FON」を提供することで多くのユーザーを獲得することを狙いとしている。ノートパソコンをはじめ、デュアル端末の「スマートフォン」や、オンラインゲームが可能なポータブルゲーム端末などWiFi環境に対応した機器が広がっており、両社は「いつでもどこでも」をコンセプトとしたインターネット接続環境を構築するため提携に踏み切ったという。
「FON」サービスは、ユーザーが自宅やオフィスなどの無線アクセスポイントを開放し、共有できることが特徴。2005年11月のサービス開始から、現段階では世界150か国で約32万人の会員を有している。無線アクセスポイントに関しては約12万か所に達した。国内では、昨年12月5日からサービスが開始され、会員数が約1万7000人、無線アクセスポイントが約8500か所になっている。
ブラステルは、国際電話サービスを中心に事業を手がけており、最近では低価格を売りとしたASP型のIPセントレックスサービス「Basix」の提供を開始し、SMB(中小・中堅企業)の新規開拓に力を注いでいる。
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