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フィードパス ウェブメール「Zimbra」日本語版 3万ユーザー獲得が目標
2007/02/26 19:38
週刊BCN 2007年02月26日vol.1176掲載
2007年末までに約3万ユーザーを獲得し、2-3億円の売り上げを目指す。
同ソフトの総事業化権を持つ住友商事とアライアンスを組み、フィードパスがローカライズ、サポート、マーケティングなどを行っていく。400アカウント以下の中小企業には同社がSaaSで提供する。大企業向けには、住商情報システムと協業して、セキュリティの確保や既存システムとの連携に対応する。また通信事業者に向けては沖電気工業と提携し、インテグレーション、カスタマイズを行う。
同ソフトはAjaxを駆使して、クライアントソフトのような操作性を実現した。スケジューラーやサイバーマップ・ジャパンの地図データベースなどと連携。メール本文中にある日付にかかわる言葉や住所にオンマウスすると、その日の予定が表示されたり、マップを立ち上げたりすることができる「Zimlet(ジムレット)」という機能を備える。Zimletのプラグイン機能を使えばさまざまな外部のインターネットサービスなどと連携が可能になる。
津幡社長は「将来的にはERPソフトやワークフローと連携し、メールを軸として業務が遂行しやすくなる」と説明。内部統制や情報漏えいにも、ウェブメールであるため柔軟に対応しやすいという。
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