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トリニティーセキュリティーシステムズ DRM製品を統合 ソフト、電子書籍、動画保護を1つに
2007/02/26 19:38
週刊BCN 2007年02月26日vol.1176掲載
DRMは、デジタルコンテンツの著作権を電子的に保護し、コピーを制限して不正利用を防止するためのソフト。T─SSは、DRMソフトの国産企業の老舗で、これまでソースネクストなど50社程に納入した実績を持つ。日本写真著作権協会が同社製品を公認DRMに選定したほか、日本美術著作権機構とソフトウェア倫理機構の推奨DRMになっており、著作権保護活動に積極的な団体からの評価が高い。
統合する製品は、ソフトと電子書籍、動画データの不正コピーを防止できる。正規ユーザーが購入したコンテンツが万一コピーされたり、他のPCで利用された場合は、自動的にアクセスを禁止することが可能。コンテンツを利用するユーザーは特別な設定や操作がほとんど必要ないため、コンテンツの販売に悪影響が出る恐れはないとのこと。
デジタルコンテンツ市場は、ブロードバンドの普及により活況で、08年には1兆円を超すとの予測がある。T─SSは、それぞれ単体製品として販売してきたが、DRMが今後本格普及期に入ると判断して、3製品を統合。ユーザーの利便性を向上させて競争力を高め、拡販を狙う。
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