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シマンテック 「BackupExec 11d」全国セミナー 中堅以下の需要開拓に本腰
2006/12/04 18:09
週刊BCN 2006年12月04日vol.1165掲載
プロモーションセミナーでは、効率的なバックアップおよびリカバリ方法を説明するとともに、「11d」で加わった新機能や旧シマンテックのバックアップソフト「Symantec Backup Exec System Recovery Server Edition」との連携による優位性などを紹介、販売強化につなげる。
「System Recovery Server Edition」は旧シマンテックのバックアップソフトで、今年7月に名称を変えた。「一部のユーザーから『Backup Exec』との違いが分からない」という声があがったためで、「Symantec Backup Execシリーズ」とし「11d」と一緒に使うことによるメリットをセミナーでも訴えていく。
セミナーは、12月から来年1月にかけて東京、大阪、名古屋、福岡の4地区で計4回開催する。同社が「Symantec Backup Execシリーズ」で全国的なプロモーションを行うのは初めてで、合計800人のエンドユーザーおよび販売代理店の参加を見込んでいる。
「Symantec Backup Exec」は、旧ベリタスソフトウェア時代からの主力製品。従業員数100─2000人規模の中堅企業がターゲットで、ワールドワイドで約100万社のユーザーを抱える。ウィンドウズのメールサーバー「Exchange」やファイルサーバーのデータバックとリカバリ機能を提供する。
新版の「11d」は約1年ぶりとなるメジャーバージョンアップで、バックアップデータの暗号化機能を付加した。また、特許申請中の新技術を使うことで、バックアップ用のメールボックスを用意しなくても各クライアントユーザーのメール、フォルダ、メールボックスのリカバリを可能にした。
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