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米モジラコーポレーション 世界で7000万ユーザーを獲得 ネットアプリ積極対応でシェア伸ばす
2006/11/06 18:07
週刊BCN 2006年11月06日vol.1161掲載
グーグルやヤフーなどにファイヤーフォックスのユーザーを誘導し、広告をクリックさせるなどして手数料収入を得ている。ユーザー数を増やすことで売り上げ拡大を目指す。「マイクロソフトのブラウザしか選択肢がなかった従来とは、状況が変わりつつある」(ファイヤーフォックス事業を担当するジョン・リリーCOO)と、今後のシェア拡大に手応えを感じる。
マイクロソフトは次期OSのビスタに機能アップした新版ブラウザを搭載する予定だ。モジラコーポレーションは一足早い10月25日に最新日本語版を公開しユーザーの注目を集めた。
コンシューマのみならず法人からの引き合いも増えている。ファイヤーフォックスはオープンソースソフト(OSS)でカスタマイズも可能だ。モジラコーポレーション自ら法人市場に進出する予定はないものの、OSSに強いSIなどがファイヤーフォックスを使ったフロントエンドシステムの開発を行うケースも出てきている。
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