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アートソフト コンタクトセンター向けシステムを拡販 ハード依存度を低めシェアアップ図る
2006/10/09 18:04
週刊BCN 2006年10月09日vol.1157掲載
IP電話の普及でシステムの互換性は従来より高まっているものの、「一般業務用のコンピュータソフトウェアなどに比べて、コンタクトセンター向けのソフトはハードウェアへの依存度が高い」(菊池社長)のが実態だという。
ユーザーからはハードウェアの買い替え時に、ソフトウェアまで買い替えなくても済むようオープン化の要望が根強くあり、ハードウェアへの依存度を下げたオープン指向の統合管理システムに仕上げていくことで、ニーズに応えていく。
アートソフトの調べによれば、国内のコンタクトセンターは外注、社内運用を含めて年間約1兆円の売上高がある。うち約8割が人件費を中心とするコストで、通信機器やソフトウェアなどへのIT投資はコストの1割に相当する年間約800億円ほどだと推測している。
IT投資のなかで将来的にシェア10%を獲得すれば約80億円の売り上げが見込めると試算している。
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