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豆蔵 オープンストリームを子会社化 共通の開発手法で直接受注獲得へ
2006/08/07 17:59
週刊BCN 2006年08月07日vol.1149掲載
企業の情報化投資は、要件定義の検証が不十分で、4分の3が失敗しているといわれる。豆蔵では、ビジネスの根幹である業務にかかわる段階から、評価・分析・標準化を推進するため、経営工学やソフトウェア工学などを基に、上流工程の要求開発を「エンソロジー」として体系化している。オープンストリームは、「EASEL(イーゼル)」と呼ぶ独自のプロジェクト管理手法やJava環境のオブジェクト指向やSOA(サービス指向アーキテクチャ)などを利用したシステム開発に実績をもつ。
豆蔵の山岸耕二・副社長は「両社の方法論の整合性をとることで、オープンストリームは、豆蔵の要求開発を得て、直接案件を獲得することができる」と話す。また、「豆蔵が獲得した上流案件のシステム開発を、自社内で賄える」(同)という。
豆蔵は10月3日付で、会社分割で持株会社「豆蔵OSホールディングス」に商号変更する。この傘下に豆蔵、オープンストリーム、ソフト開発・販売のチェンジビジョンをホールディングカンパニーとしてグループ形成する。
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