ニュース
ウェブルート・ソフトウェア スパイウェア動向レポートを公表 81%のPCが感染している
2006/02/27 12:54
週刊BCN 2006年02月27日vol.1127掲載
レポートでは、05年中に40万以上のスパイウェア配布サイトを発見し、またトレース総数は1年前に比べほぼ3倍の12万となったことなどが分かった。また、一般ユーザーでは、全体の81%のパソコンがスパイウェアに感染していることも明らかになった。
スパイウェアの配布元としては、米国が04年に引き続きトップとなっているが、中国からのスパイウェアが急増しており2位となっている。
日本の被害状況は他国に比べ深刻ではなく、同社の技術部門担当者は「ブロードバンドの普及率からみれば、被害件数はきわめて少ない。だが、今後狙われる可能性が高い」と説明。スパイウェアに特化した対策の必要性を強調している。
- 1