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日本IBM 中堅向け業務ソフトを拡充 認定ソフトを倍増 ソリューション力の強化図る
2006/02/27 12:54
週刊BCN 2006年02月27日vol.1127掲載
IBMエクスプレスポートフォリオは、中堅企業向けに既存製品を再編成した製品・サービス群で、主に中堅企業の営業を担当するゼネラル・ビジネス事業部門や販売パートナー経由で販売している。05年8月からISVパートナーの業務ソフトをラインナップに加え、より付加価値の高いシステム提案ができる体制をつくってきた。
今年度はISVソフトの認定数を拡大することで、ソリューション力の強化を図り、IBMミドルウェアやハードウェアの販売増に結びつける考えだ。同時にISVソフトの販売実績を積むことで、さらに多くのISVにIBMプラットフォームへの対応を呼びかける狙いもある。
これまで、ソフトウェア事業部門が中心となってISVソフトの拡充に努めてきたが、これに強力な営業部門と販売パートナー網を持つゼネラル・ビジネス事業部門が加わることで、ISVソフトの大幅な販売増が期待できる。
ISVと販売パートナー、日本IBMの3者が連携した協業体制の強化も進めている。昨年度の第3四半期(05年7-9月期)からゼネラル・ビジネス事業部門が主催する「ソリューション協業会議」を開催。全国主要都市で四半期ごとに開き、昨年度はパートナー関係者延べ600人余りが参加した。今年度は延べ1000人以上の参加を見込んでいる。
経営改革を実践するISVソリューションが「システム導入のきっかけになるケースが増えており、3者連携が売上増大に貢献する」(鷺谷万里・執行役員ゼネラル・ビジネス事業担当)原動力になると意気込む。
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