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ダイヤモンドコンピューターサービス 給与計算サービスの契約数が急伸 グループ再編が事業拡大に追い風
2006/01/09 12:50
週刊BCN 2006年01月09日vol.1120掲載
プロサーブは、DCS独自の営業で受注を伸ばすとともに、グループ銀行の優良顧客にアプローチするケースも少なくない。旧UFJ銀行は東海・関西エリアに厚い顧客層を持っていることから、従来の東日本エリアに加えて西日本エリアの顧客開拓にも弾みがつくと見られている。これまでプロサーブは旧バージョンのサービスも含めて約2000社、約40万人分の給与計算アウトソーシングを受注しているが、年間の純増ベースで100社、4-5万人分の増加が期待できるという。来年度(07年9月期)には合計で約2200社、50万人分近い受注を目指す。
DCSは、シンクタンクの三菱総合研究所(MRI)が60%、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が40%を出資するシステムインテグレータ(SIer)で、三菱総合研究所が手がけるコンサルティングなど上流行程からのソフト開発業務やMUFG向けのソフト開発、独自サービスのプロサーブなどが順調に推移していることから業績を伸ばしている。05年3月期の連結売上高約378億円に対して、今年度(06年9月期=決算期変更)は同約400億円に伸びる見通しだ。
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