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NTTコミュニケーションズ 1GBストレージ提供開始を機にソフトメーカーとの連携本格化 使い方を含めた提案を加速
2006/01/09 12:50
週刊BCN 2006年01月09日vol.1120掲載
「cocoaギガストレージ」は、ネット上の1GBの専用スペースを月額利用料315円で利用できるサービス。
デジタルカメラやカメラ付携帯電話で撮影した画像を保存、閲覧できる。
以前は、100MBで提供していたが昨年9月から1ユーザーあたりの専用スペースを1GBに拡充した。
ユーザー拡大のためには、使い方も含めた提案が必要で、「アプリケーションとの連携がカギになる」(森田祐一・コンシューマ&オフィス事業部IPサービス部担当部長)との判断から、1GBへの容量拡大と同時にソフトメーカーとの連携も本格化させた。
以前から一部機能で連携していたアイフォーとは、はがき作成ソフト「筆王」との連携を強化し、「cocoa」ユーザー限定で「筆王2006 cocoaバージョン」を利用できるようにした。
また、新たにメディアドライブの名刺管理ソフト「やさしく名刺ファイリングPRO」とも連携をはかった。
同ソフトの名刺データを「cocoaギガストレージ」に格納することで、パソコンだけでなく携帯電話からも、名刺の画像データや住所録のデータを閲覧できる。
両社ともに、「WinWinの関係で組めることから、商談からわずか約4か月という短期間でサービスインにこぎつけた」(吉田利一・コンシューマ営業部セールス&マーケティンググループ担当課長)という。
「cocoaギガストレージ」には、約3000枚分の名刺データを保存できることから「企業ユーザーからの反響も大きく、ビジネス需要の開拓も期待できる」としている。
NTT Comでは、「ユビキタス環境で名刺にアクセス」というキャッチコピーを掲げたパンフレットを配布してアピールしていく計画だ。
また、今年3月まで東名阪の店頭においてデモンストレーションを展開することにしている。
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