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セキュアソフト セキュリティサービス事業に参入 機器の運用・監視サービスを開始
2005/12/05 12:47
週刊BCN 2005年12月05日vol.1116掲載
新サービス「セキュアソフト セキュリティ OK サービス」は、顧客のゲートウェイに設置されているIPSや統合型セキュリティアプライアンスをリモートで常時監視し、運用を請け負うサービス。機器のシステム構成に改ざんがないかなどのチェックや稼働監視、ログ管理、分析レポートの提供など14種類のメニューを用意した。リモート監視する施設は、韓国に設置した。
セキュアソフト製品だけでなく、チェックポイント・ソフトウェア・テクノロジーズのファイアウォールや、インターネットセキュリティシステムズ(ISS)のIPSなどにも対応する。現時点で合計5社に対応しており、今後も増やしていく意向だ。
「IPSや統合型セキュリティアプライアンスは、機能が複雑なだけにエンドユーザーと販売パートナーの両方から運用が困難という声があった」(森下渡セールス1グループリーダー)という。韓国本社ではすでに2000年からサービス開始し、「300サイトを運用している実績がある」が、日本市場でサービスビジネスを開始するのは今回が初めて。ユーザーとパートナーの要望から日本法人もサービスビジネスに参入することを決めた。
既存の販売パートナーである丸紅ソリューションやキヤノンシステムソリューションズなど13社を通じた間接販売で提供する。
森下リーダーは、「サービスを付加したことでパートナーの手間が軽減でき、売りやすくなった」と話しており、パートナーにとってもメリットがあることを強調している。サービス価格は各パートナーによって異なるため、明らかにしていない。
同時に、中堅・中小企業(SMB)向けIPSの新製品「セキュアソフト スナイパーIPS」(価格は180万円から)も発売した。「来年はSMBマーケットにIPSが本格的に普及する年」と位置付けており、新サービスの対応機器としてIPSが中心になるとみている。
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