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アルプスシステムインテグレーション 中国市場に参入 代理店網を構築へ 現地SIerルートでフィルタリングソフト販売
2005/11/21 12:44
週刊BCN 2005年11月21日vol.1114掲載
ALSIは、「インターセーフ」の投入を機に、中国市場でのビジネスを本格化させる。ADTECを通じ教育機関向けパッケージソフトを投入していく方針だ。ALSIが海外市場に打って出るのは米国に続き、今回が2か国目となる。
インターセーフの中国市場での販売は、ADTECが総販売代理店となり、現地のSIerを組織化して、代理店網を構築していく。発売後1年間の売り上げ目標は5000万円。
ADTECが日本のソフトベンダーの製品を販売するのは初めてで、同社の司汝軍・総経理は、「教育市場に強みを持つパッケージを探していた。実績と製品の優位性がALSIを選んだ理由」と協業の背景を説明している。
現在、中国でURLフィルタリングソフトを扱っているベンダーは約15社。ALSIは、約4年前から中国市場進出を計画し、「2年前から本格的に現地で販売を手がけるパートナーを探していた」(阿部高陽・常務取締役パッケージソリューション部部長)。
同社は、今回の中国市場進出を機に、海外事業を加速させる計画。今後、中国市場では教育関連パッケージも投入する。
また、すでに参入している米国市場で、現地法人を設立する予定。「海外事業の売り上げで2011年までに売上高20億円の突破」(阿部常務)を狙う。
ADTECは、中国国有企業の南天電子産業のシステムインテグレーション事業部が分社・独立して86年に設立。社員数は約300人。
昨年度(04年12月期)の売上高は約20億円。
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